業務用エアコンには設置場所やメーカーによって様々な種類があり、どのタイプを選ぶか迷うかもしれません。店舗やオフィスなど、設置場所の内装や予算と合わせて考える必要が出てきます。また法人の事務所に設置するエアコンの場合、経費として費用が計上できるので会計処理の中で減価償却期間を考え取付ける機種を決めましょう。業務用エアコンは一般家庭で使用される製品より、容量や馬力が大きいのが特徴になります。
容量と馬力の選択を間違えると快適な室温を保つためにコンプレッサーに負荷がかかり、故障の原因になる恐れがあります。逆にオーバースペックの業務用エアコンを取付けてしまうと、送風が強すぎて健康を害する可能性もあります。取付ける前に部屋のサイズやレイアウト、使用目的を十分に考慮して適切な機種を選ばなくていけません。業務用エアコンには機械的な寿命とは他に、減価償却資産として計算するための耐用年数が国によって決められています。
耐用年数以内でも壊れる場合もありますし、逆に耐用年数が過ぎても何の不具合も起きない場合もあります。業務用は故障やトラブルが起きた場合、修理するより新しい機種を取付けた方が費用的に得になる場合があります。保証期間内であれば修理して使い続けた方が得な場合が多いでしょう。しかし保証期間が過ぎていて大掛かりな工事が必要な不具合が起きた場合には、新型に取り換えた方が得な場合が多くなります。
最新式の方が省エネ効果が高く光熱費など、ランニングコストを考えると修理するより費用を抑えることが可能になります。