日本の夏は今では、酷暑と称されるようになりました。1990年代頃までは最高気温は30度程度しか上がることがなく、比較的過ごしやすい気候だったものです。北海道地域ではエアコンを所有される方も少数でしたが、現在では全国エリアで必ずエアコンは必要になりました。気象庁では連日、命を守る行動を呼びかけられており、今では必須の家電ともいえるほどになっています。
一般家庭はもちろんのこと、商業施設などでも設置をして常時運転をなされています。ここではクリニックで業務用エアコンを導入する際の取付工法について、詳しく見ていくことにしましょう。業務用エアコンは大きく分けて2種類で構成をされています。まず一般家庭でも見受けられる壁掛けタイプがあり、基本的には壁に対して垂直で取付けるものです。
もうひとつはビルトインというもので、業務用ならこちらを採用なさる方が多い傾向です。クリニックで取付ける場合は、後者のビルトインがおすすめになります。理由としては空間を広く見せられる点です。医療施設の場合、訪れる患者に対して安心感を与えられる環境を用意するのが好ましいでしょう。
壁に業務用の大きなエアコンが備わっていると、非常に圧迫感を覚えるものです。その点、ビルトイン工法であれば天井の内部に取り付けることになるので、外から見える心配はありません。広々として室内を維持することも可能です。業務用の場合、とても大きな機種となるので見えないようにするのが効率的になります。